2007/09/30

強く儚い者たち/Cocco

最近、iPod nanoで移動中に音楽を聴いているんですが、選曲が面倒くさくなると「曲をシャッフル」にして、ランダムに出てくる曲をだらだらと聴いています。
全曲がすごいお気に入り、というわけでもないので当然好きな曲、どうでもいい曲が流れて来ます。好き嫌いを越えたところでやたら存在感があってついちゃんと聴かされてしまう曲というのもあります。

前にちょっと触れましたが、Coccoの「強く儚い者たち」なんかは好き嫌いを越えて、ちょっと聴きこんでしまいます。曲は平凡なんですが、やっぱり歌詞が強いんですね。今歌っている曲(「甘い香り」)より言葉もちゃんと伝わって来ます。

Cocco - 強く儚い者たち - Single - 強く儚い者たち


この歌のストーリーは、港(夢のような南の島なんでしょう)の女が旅の若い男を捕まえて、誘惑しているというようなことで、そういう色恋沙汰は古くから演歌・歌謡曲の題材によくある話。ただ、演歌・歌謡曲では、コトの後で、その港を離れた男が遠くから女を恋しがっていたり、女が出て行った男への未練を歌うのに対して、この曲は今まさにそういうコトになろうとしている現場を歌っているのが新しい感じがします。
で、Cocco姐さんが若い男に云ってるのは、「子どもっぽい感傷を捨てて大人になりなさい」であり、「女って云うのはあなたが思っているようなものじゃないのよ」ということです。ニューミュージックな男の子はその言葉を浴びせられて女性に対する幻想を壊され、海辺で夜更けまで泣き続けた後、どうしようもなくなって、甘いお菓子をもらいに姐さんの部屋に行くことになるわけだ。

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