2008/01/13

スタートライン〜新しい風/馬場俊英

新年あけましておめでとうございます。結果として長い冬休みを取ってしまいましたが、更新をやめたわけではありませんので、今年もよろしくお願いします。

およそ半年、はてなダイアリー「決して悪口というわけではなく」から音楽部門だけを独立させたこのブログ、私の個人的興味のみで書いておりますので、どうしても不定期になってしまいますし、データベースにしようにも非常に偏った内容になっております。ま、これからもマイペースでやっていきます。

さて、年末の紅白歌合戦は視聴率もたいしたこと無く、とりあえずマスコミ的には悪口を書いておけば安心、ということになっているようです。私は結構この手の定番ものは嫌いじゃないので、毎年熱心に視ています。
今年は中年〜壮年向け目玉としてすぎもとまさとと馬場俊英というシンガー・ソングライターが出場していました。

馬場俊英は一昨年あたりから「中年の星」みたいな扱いでマスコミに出始めて、徳光和夫あたりが結構入れあげて紹介していましたから、「ボーイズ・オン・ザ・ラン」は聴いたことがありました。紅白でもそっちを唄うのかと思ったら、今売りたいらしい「スタートライン」という曲を唄っていましたね。会社の車のラジオで2回くらい聴いたことがありました。

馬場俊英

フォーマットとしてはかなり古い、というかジェームス・テイラーとかそういう感じの音楽で、いまさらオリジナリティが、とか何に似てるとかという話はいたって野暮な話になる音楽です。きっと好きなんですね、本人が。
また、本人の声質も昔ながらの、歌の上手いお兄さんの声です。田中星児ほどイノセントではなく、夜になればちゃんと性愛関係にも対応できる大人の男の声。昔のアメリカ映画に出てくる、突然ギターを弾いてカントリーを唄い出すオジサンとか、キャンプファイヤーで火の管理をしていたかと思うと、真ん中で歌詞をコールしながら伴奏してくれるアウトドアなお兄さんとか、そういうイメージの声。杉田二郎→ばんばひろふみの路線です。私は以前、渡辺美里や元m-floのLISAを「優しいお母さん声」とまとめましたが、同じように杉田二郎、ばんばひろふみ、馬場俊英を「永遠のアニキ声」と命名したいと思います。

そういえばばんばひろふみの本名は馬場だったと思いますが、この人ひょっとして親戚でしょうか?さらにこのスタートラインは明らかに"SACIHKO"に似ていますし、二つとも下敷きはビリー・ジョエルの「オネスティ」だと思われます。

だいたいここ20年くらいというもの、日本のポップ・ミュージシャンは「売れるイイうた」を作ろうとすると、「ワン・モア・ナイト(フィル・コリンズ)」か「素直になれなくて(シカゴ)」か「見つめていたい(ポリス)」か「オネスティ」のマネをすることになっていて、それは現在も続いています。

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