2008/02/24

WITH YOU/Sing Like Talking

佐藤竹善は今でも小田和正の歌詞カードで名前をよく見ますが、彼のバンド"Sing Like Talking"はどうなっているんでしょうか?

今、J-POPの多くがごく普通にブラックミュージック風にお化粧されていますが、そんなブラックミュージック風味をいち早く取り入れて成功した先頭グループの中に"Sing Like Talking"がいました。
歌詞が日本語であることを除けば本物のTOTOの様でもあり、あるいはR&Bの様でもあった彼ら。本気で黒人化したかったように見えた久保田利伸たちとは違い、佐藤竹善は日本人のアイデンティティは保持したまま、純粋に「音楽」としてブラックミュージックを消化しようとしていたように思います。

確かバブル期には日本中のOLさんが泣きながら聴いていたはずなんですが、ここしばらくとんとヒットチャートで名前を見かけません。内紛でもあったのでしょうか?それともあまりに洋楽色が強すぎて、不景気で疲弊した日本人の心情のマッチしなくなった?

"WITH YOU"は"Missing"があまりにもカラオケでお約束化した後のハズシの1曲として、一部の気取り屋さんに愛唱されました<俺だよ俺。

2008/02/18

太田裕美 オール・ソングス・コレクション/太田裕美(続報)

"Sony Music Shop"の更新された情報によると、先日のエントリに書いた「太田裕美 オール・ソングス・コレクション」の予約受付が3月末まで延長された(途中で終了する可能性もあるそうですが)ようです。

ああ、せっかく諦めたのに!

2008/02/16

今宵の月のように/エレファントカシマシ

2月15日のフジテレビ「僕らの音楽」はご覧になりましたか?
私、初めて動く映像で宮本浩次クンを見ましたが、面白い人ですねえ!対談の相手である芥川賞作家・川上未映子さんも相当な人に見えますが、宮本クンの唯我独尊ぶりに比べたらごく普通の常識人に見えました。
いやまあ、宮本クン、話しながら髪をかきむしるわ、両手を広げるわ、目を閉じて頷きながら喋るわ、歌唄えばものすごく喉に負担がかかりそうな唄い方だわ…。テレビを通してみるには面白いですが、近くにいたら結構しんどそうな人です。私もああいう風に自我を解放できればもっと楽しく生きられそうです。


「20代の頃はツェッペリンの音に太宰の言葉を載せたかった」という発言に驚きました。彼はほとんど今のJ-POP市場とか、評論家に何を言われるかとかを通り越しています。音楽的な指向にしろ、歌唱法にしろ多大にアマチュアリズムを残していますが、彼のやりたいことと私が音楽でやりたかったことはよく似ています。悲しいかな僕は「ツェッペリンの音に太宰の言葉」とまでは考えつかず、「オフコースの音に松本隆の言葉」くらいで終わってしまったので、今サラリーマンをやっているのだなあ!ちょっと応援したくなりました。

2008/02/03

太田裕美 オール・ソングス・コレクション/太田裕美

「たのみこむ」のメールマガジンで恐ろしい企画が成立したことを知りました。
「太田裕美 オール・ソングス・コレクション」39,800円。

全てのオリジナルアルバムとシングル曲。おまけにレア音源集、CMソング集など全部で25枚組とのこと。
詳しくはこちら。→Sony Music Shop オーダーメイドファクトリー
現役アイドル風本人の音声によるコメントまで載せて、煽っています。

情報も刻々と更新されているようで、今見たところでは「メタモルフォーゼください」が入ってないように見えるが、Disc25のCMソング集に収録されるんでしょうか?予約期間は2月11日まで。気になるが、私のサイフは若干余裕が足りなくなっております。ちゃら〜ん!

SOFTLY/山下達郎(初回限定版)(特典なし)

 先週末くらいからメディアでがんがん露出していて、嫌でも目についた山下達郎の新作アルバム、Amazonでぽちっておいたら無事に今日、郵便ポストにメール便で入っていました。 前作「Ray Of Hope」の感想文を書いたのもそんなに前のことではない、と思っていたのですが、あれからも...