2008/08/27

ヒーロー(Holding Out For A Hero)/デーモン小暮

週に1度は更新しようと思っているのですが、週末は週末でいろいろと用事がありまして、なかなか腰を落ち着けて書く時間が作れません。はてなの日記と違っていろいろ元手もかかるし、ネタを考えるのも結構大変です。

さて、最近カバー・アルバム市場が活性化しているみたいですね。まだ取り上げていませんが、徳永英明の"VOCALIST"シリーズの成功以来、その動きが顕著なのですが、いろんなアーティストがカバー・アルバムを出しています。
基本的にはオリジナルで売上が地味になってきたベテランが出してくることが多いようです。
もちろん、この手の企画は誰でも出来るわけではなくて、本人もしくはスタッフが「私は(うちのアーティストは)歌唱力がありますよ」と思っているからこそやる企画です。「『喉』に覚えあり」ってわけですね。

最近、TVやラジオで知っただけでも、大友康平、中村あゆみ、島谷ひとみなんかが紹介されていました。デーモン小暮(閣下はつかないんだっけ?)もまた、「喉に覚え」の一人として、主に日本では女性が唄ってヒットした曲をカバーした"Girl's Rock"および"Girl's Rock√Hakurai"というアルバムを出しています。
"Girl's Rock"は私も音源を持っていますが、今回は"Hakurai"の方に入っている「ヒーロー」をタイトルにしてみました。
ヒーロー(Holding Out For A Hero)

デーモン小暮は(そのプロフィールにはあえて触れませんが)聖飢魔Ⅱでロックを歌ってた人ですから、ハイトーンが売りのボーカリストなんですけれど、実際にはハイトーンボイスというよりもテクニックで上も下も出せる、というタイプの声の人です。本当に得意なのは日本男子の平均であるE〜Eの1オクターブで、そこから上はターボチャージャーを使うような出し方。私も調子がいい時はそういう唄い方をします。
余談ですが、平井堅や森山直太朗は高音部はOD(ファルセット)にギアチェンジしてしまいます。また、ひたすら力をいれて押し切る大友康平流のやり方もあって、彼のマネをする(腹に力を入れ、大きなバイブレーションをかける)と誰でも相当高いキーで歌えますから、みんな試してみよう!余談おわり!


デーモン小暮はうまい・へたというよりも、とても器用な歌い手です。仮の姿の幼少時にいろんな音楽を聴き、マネをするのがうまかったのだと思います。この器用さは近い年代で探すと石井竜也とかに通じます。「うまい唄い方ってこうだよね」という「歌のうまい人のマネ」がうまく、それを商売に出来る才能がある。おそらくモノマネをやらせてもうまいでしょうし、「このジャンルの曲はこう唄うとカッコイイ」というポイントを押さえるのがうまいんです。耳が良い、ともいう。

こういう才能は実はオリジナルで勝負すると意外と結果が残らず、「器用貧乏」と言われて終わってしまうのですが、カバー・アルバムは作りやすいです。徳永英明はあまり器用でない故に、それが味になって成功したわけですが、デーモン小暮閣下はどうなんでしょうか?
と、うまい・へた問題もまだ続きます。

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