2009/04/19

It's all Love!/倖田來未×misono

桑田佳祐とは打って変わって、倖田來未と実妹・misonoのデュエットを聴いてみました。


iTSでバラバラ落としてくれば、200円で聴けます。
サウンドのみ→倖田來未×misono - It's all Love! - EP - It's all Love!
ミュージック・ビデオ→It's all Love!

倖田來未にはほぼ全く興味が無く、特にここ2年くらいは主観的には全く退屈なよくあるバラードを唄っている人としか思っていませんでした。ですが今回、狸顔がかわいい妹と組んでなにやらはじけた気配の歌を出したということで、ビデオをiTSで落としてみました。

すると曲が全く印象に残らなかったので、改めてもう200円出して曲だけiPhoneでループさせながら聴いてみたところ、まあまあ良かったです。もともとこの曲は、歌手として行き詰まりを感じさせる(というキャラでバラエティに出ている)妹の方の救済措置であるかのように見せて、実は倖田來未へのレバレッジにもなっている、というよく考えられた戦略商品だと思われます。曲のフォーマットは遠い昔に私が相棒とカラオケで歌った"BOMBER GIRL"(近藤房之助&織田哲郎)に似ています。
個々のメロディをバラして聴くと、どこかにあったような部品の寄せ集めで、とにかく美味しいところをずらっと並べましたから、歌に自信がある人はカラオケで遊んでね!という感じ。ハモリもちょっと楽器とか触っている人が良く聴けば耳コピ可能です。私はこのブログで商業主義ぷんぷんの曲を批判しているように思われているのかもしれませんが、本当に批判したいのは「計算とテクニックだけで作っているくせに素人の美しい誤解で良い曲だ、と思わせようとしている曲」で、このように最初から開き直っている曲は好きです。

さて、この作品ではビデオ映像やパート割りで「スリムなお姉ちゃん&ちび(でぽっちゃり)の妹」「低音のお姉ちゃん&ハイトーンの妹」という図式を成立させようとしています。Wikipediaの記載が本当なら、二人は同じ身長で、しかも意外と小柄(154cm)なようです。あと、ダンスは二人とも得意じゃないみたい。お姉さんはそれなりにビッグネームになって世間にもそれなりの幻想が流通していますが、妹の方は魔法が解けた倖田來未を体現しているような存在になっており、その意味でmisonoの存在は実は倖田來未にとって結構危険な存在になっていることに気づかされます。
でも、ルックスなら断然私は妹派ですが…。

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