2012/06/24

ジェットコースターラブ/KARA

ぼんやりしていると1ヶ月くらいすぐに経ってしまいます。今月はあまり新しい音楽を聞く機会がありませんでした。そんなわけで、今回は小ネタ。iTunesで初めてK-POPをダウンロードしてみました。KARAです。

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さて、「冬のソナタ」から始まった韓流ブームは七十過ぎのうちの母なんかも巻き込んで、BSでやってるのを中心にかなり見たらしいです。私は見たことがない(というか、日本のドラマすら見る習慣がないので)ので良く知りませんが、主役の男(二枚目)・主役の女(美人)・悪役という立ち位置がはっきりしていて、話のメリハリが効いていて分かりやすいんだそうです。

一方、どうやら日本では、もはや芸能人は「当初の設定通り」の受け止め方をしてもらえないので、韓流スターのようなストレートに分かりやすいタイプは出てこないようです。「清純派美人です」と売りだせば整形ではないか?学生時代は不良だったのではないか?と調べられ、「十代にして作詞/作曲の天才です」と言えば、ゴーストライターがいるんじゃないか?〇〇のパクリじゃないかと貶められる。「ワイルドだろ~」と出ていけばTV出演3回目でドッキリをしかけられ、おどおどする姿を茶の間に晒されます(?)。
別に設定と本人にギャップがあっても、外国人相手ならそういうフィクションを楽しむ感性も日本市場は持ち合わせていると思うのですが、なぜか同じ日本人同士だとそうならない。だから、最近の日本の芸能人は最初の設定を自ら崩すのがとても早い。逆に「いかに普通か」を過剰に演出することで人気を得るケースが多いので、ただ美人(美男子)である、ただ歌がうまい、という芸能人はあまり見当たりません。「スタア」なんていうのはコントの世界にしかいない。

K-POPはどうでしょうか?
テレビで見る範囲では、男はとにかく臆面もなくかっこいいですし、日本人がやったら歯の浮くようなセリフでファンを喜ばせています。女の子はとにかく美人で、何を食べてるかもよくわからない(ま、キムチは食べているだろうが)。そういう意味では今のJ-POPには無い輸入モノの質感を持っているとも言えます。
音楽的なところでいうと、J-POPはカッコヨク作っていてもどこかに「文部省唱歌的」あるいは「ピアノのおけいこ」的メロディやコード進行が入れてあって、「クール」になりにくい。なんでそうなったか?90年以降でいえば、それはきっと小田和正と小室哲哉のせいではないかと思うのですが、ロックバンドの編成だろうがダンスミュージックだろうが、マーティ・フリードマンいうところの「カノンの進行」で曲が進んでいかないと大ヒットしないというのを業界内に行き渡らせすぎたからなんじゃないでしょうか(そのかわり転調はしても良いようです)?
逆に言うと、そういう部分が少ないほど洋楽的に聴こえます。少女時代の曲はテレビでぼんやり聴いている範囲では、そういう意味であまりJ-POP的でなく、私みたいにほぼ邦楽だけ聴いている耳にはとっつきにくいです。J-POPで言うと安室奈美恵がやってる方面。ルックスも、よく似たタイプのスレンダーな美人がずらっと並んでいます。ここ10年くらい、モーニング娘。とかAKBとかの凸凹集団を見慣れた目には、メンバーが7人なのか9人なのかも把握できず、ましてやだれがエバやらマリアやら…。

それに比べるとKARAは人数も少なくて(そういう問題なのか?)、顔も少し覚えやすいような気がします。音楽も、ほとんどSPEEDくらいの感じですが、それでもSPEEDほどは甘ったるくない。iPhoneでシャッフル再生しながら散歩して、たまに1曲聴こえてきたら結構うれしいかも、という感じです。