まだ発売されていないアルバムの話です。
来月、2月18日発売予定の和幸2作目、「ひっぴいえんど」です。
タイトルを見れば内容がほぼ分かり、私はこのアルバムが発売されることを知って以来、これだけは買わなくてはいけない気がしているのです。
加藤和彦流に「日本語のロック」のおとしまえがつけられるのか、それとも「あれ」のパロディなのか?
私の予想では60〜70年代ロックのサウンド(サイケデリック・ロックとかも)に変な日本語が載っているという方向ではないかと思いますが…。
そういえば、こないだこんな本も買ってきました。
坂崎幸之助のラジオ番組をテキストに起こしたものです。それこそ岡林信康や遠藤賢司やなぎら健壱、大滝詠一に小田和正と60年代から活躍しているフォーク、ニューミュージックのスタアたちが坂崎幸之助のジジイ転がしに乗っかっていろいろ喋っている、という本です。
少ない情報、貧しい暮らしの中で必死に何かになろうともがいてきた彼らの発言は、時に滑稽だったり妙な迫力があったりですが、新しいものが始まる最初に立ち会えた幸福感に満ちています。冒頭に3人揃った最後のNSPの語りがあり、中盤では天野滋追悼の放送も収録されています。
2/7追記
和幸「ひっぴいえんど」のオフィシャルサイトができていますね。
http://columbia.jp/kazukoh/
試聴もちょっとできますが、ちょっと予想と違うなあ。
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