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2019/08/04

Take My Time/シーナ・イーストン

今日も元ネタはApple Musicになります。
シーナ・イーストンのことを思い出しました。

ちょっと前にシティ・ポップなんちゃら、という話を書きましたが、当時私の考えでは、日本のシティ・ポップというのは「モダンガール」みたいなカラオケで声のきれいな人が歌うもの、という認識だったんですが、さてシーナ・イーストンてどんなだったかなあ?という振り返りです。


で、「9時から5時まで」や「モダンガール」が入ってるやつで検索すると一番古い1980年のアルバムが出てきました。まあ、そのくらいの知識量。私はレコードは買わず、「夜のヒットスタジオ」などに出てきて歌っていたのをテレビで見ていました。


ほぼ初めての感覚で聴いていると、まあとにかく我々の世代にとって聴きやすいことこの上ないです。ちょっとフォーキーなアコースティックギターの入る曲から、ぶっといエレキギターの音が入るロックっぽい曲もあり、ちょうどこの少しあとで日本のアイドル歌手 (とそのプロデューサーたちが)ベンチマークしたと思われる当時のオシャレ系ポップスの定石集という感じです。70年代はちょっと歌えるアイドルはやたらとドナ・サマーの真似をされられましたが、こっちでもいいじゃん!て感じです。

そういうわりにはシーナ・イーストン風のアイドル歌謡はあまり心当たりがないんですが、ちょっと上の世代のニューミュージック系の女性歌手はかなり取り入れていたと思います。ビビアン・スーあたりも台湾で似たような曲を出していたに違いない(妄想)。なんなら、2000年代ですが、宇多田ヒカルの「SAKURAドロップス」だって、M8の”So Much In Love”に似ています。


あと、シーナ・イーストンは声が恐ろしいほどきれい。声がきれいな歌手というと、オリビア・ニュートン・ジョンとかケイト・ブッシュとかの大御所がいますが、シーナ・イーストンもすごい声してます。しかし、その後の活躍はその声のわりに地味な気がします。あまりにものっぺりときれいなのでBGM的に消費されてしまったのでしょうか?

2018/08/27

Working Girl/Little Boots

Perfumeと一緒に買ってきたもうひとつ、新作ではありませんが買いそびれていた、"Little Boots"の"Working Girl"。2015年発売ということですから3年前の作品です。でもたぶんこれが最新作。
相変わらず日本語版ウィキペディアには項目がなく、体系的な知識がなかなか増やせませんが、検索してみると"ele-king"というサイトに5年前のインタビューが掲載されています。→http://www.ele-king.net/interviews/003071/index-2.php 
このインタビューはこの一作前の"Nocturnes"発売に合わせて行われたもののようで、私が最初にYAMAHAの「テノリオン」のことを検索していたときにみつけた"Hands"の頃について、「アイドルっぽく売り出されて不本意だった」という話をしています。
私も「テノリオン」の記事をあさっている途中で"Hands"の情報を拾い、そのジャケットが可愛かったので、つい衝動買いしたのでした。そしたら、やってる音楽が80年代のテクノポップからつながるものだったのでハマってしまったのです。

さて、タワーレコードで買ってきた"Working Girl"です。
さすがのタワーレコード渋谷店でも"Little Boots"のコーナーは品薄で、いちおう仕切板(というのかな?ずらっと並んだ棚にアーティスト名を書いて飛び出させてある見出しの板です)はあるんですが、スペースがガラガラでそこにたった1枚、このアルバムが置いてありました。私が買ったあとは商品補充されているでしょうか?心配です。

さて、"Working Girl"の 装丁(?)は厚紙を使ったシンプルなもので、ジャケットにはキャリアウーマン風ジャケット姿のLittle Bootsの姿が写っています。顔がかわいいので、やっぱりジャケ写は顔出したほうが良いと思う。新しいのが出るたびにだんだん芸術性(?)が上がっていっているのが良いような悪いような。いや、ドライブのときに流しっぱなしにしていれば良いBGMになることは間違いないです。でも、英語がわからないなりにワクワク聞けるのは"Hands"のほうかな。

2017/05/05

ワン オン ワン 2017ジャパン・ツアー/ポール・マッカートニー

あけましておめでとうございます。
ゴールデンウイークの前半に日本武道館で1日、東京ドームで3日間行われたポール・マッカートニーのライブに行ってきました。
たまたまお友達から「ポール・マッカートニーの券あまってるのがあるんだけど」と2週間くらい前に連絡をもらっていて、「いや私なんぞより熱心な人がいると思うから、他に声かけてまだ残ってたら教えてくださいな」的な話をしていたら、結局より熱心な人が表れなかったようで行ってきました(実費精算)。

球場的には三塁側内野席後方、舞台に対して約20度というかなり角度の浅い席ではありましたが、そこは最近のライブなので大型モニターも設置され、細かいところはそちらで見られるようになっています。まあでもオペラグラスは今後のためにひとつ買っておいても良いかもしれません。

さて、18:30開始予定が20分ほど遅れて出てきたポールとバンドメンバー、ポールはおなじみのバイオリン型のベースをサウスポーにかまえてビートルズナンバーから始めていきます。

普段から「洋楽は無知」と言い切ってこのブログを書いていますが、「いっしょに歌えないけど、聴けばわかるだろう」というヌルいオーディエンスである私も全然大丈夫な有名曲がズラリ。
ポール・マッカートニーはローマ字のカンペを読むようなたどたどしい日本語MCを交えつつ、複雑なことは同時通訳を巨大モニターで出しながら(歌舞伎解説システムみたいな感じで)進めてきます。ちょっと大御所なのにサービスしすぎ、もっと淡々と曲やり続けてくれていいくらいに思いました。

各楽曲はコメントできるほど詳しくないので、ちょっと興味をもったことをいくつか並べて書きます。


  1. ポールの使用する楽器、立ってはベース、アコースティックギター、エレキギター、ウクレレ。座ってグランドピアノ、なんだけど後半に入ってサイケなディスプレイが施されたキーボードに座っていましたが、最後まで機種がわからず。前が平らなのでローズ・ピアノかなとは思ったんですが。
  2. とにかく、ここ数十年のポップ、ロックの元ネタを次々に開発してきたアイデアの数々に感心するとともに、「いい時代だったんだなあ」という羨ましい気持ちにもなりました。楽器にピックアップが付いて、元の音の大小に関係なくいろんな表現が拡大していったときに、最初に思いついたことがオリジナルになってきた時代であり、他ジャンルとの融合についても今よりも壁が高かったとは思うけれどもそこを破ったときの効果の大きさ。今の音楽は閉塞してるよな、と。
  3. 最近のはやりの音楽ではほとんど使わないテンポの変化。途中で倍に刻む、みたいなことはたまに聴きますが、"Live And Let Die"とかだいたい60bpmと150bpmとかを行き来するわけで、こういうの聞かないです。こういうの息があったバンドじゃないとできないですけどね。踊りづらいからかな。

まあとにかく、私が若い頃から聴き続けてきた日本の音楽ってほとんどこの人の子どもか孫みたいなものなんで、名前だけ知っていた先祖に会えた感じです。いつまでも元気でライブやってくださいませ。

http://oneonone-japantour.jp/

2013/05/12

Nocturnes/Little Boots

デビュー・アルバムから4年ぶりのLittle Bootsの新作アルバムです。輸入盤は既に発売されており、iTunesやAmazonでのダウンロードももうできます。
国内正規版は22日発売になっているようです。
iTunesのリンク↓

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前作は2009年の発売ですが、私が知ったのは2011年。YAMAHAのTENORI-ONという電子楽器(?)のことをネットで調べていたら、たまたまそれを使っている若い海外女性アーティストとして紹介されていたのがきっかけ。
で、どんな曲をやっているのかと思ってダウンロードしたのが前作の「Hands」だったわけです(そのレビューはこちら)。

当時もそのど真ん中なエレクトロポップぶりが非常に好ましく、中川翔子ばりのブリブリなジャケットも相まって、久しぶりにいい買い物をしたわい、という感じでした。
ところが、そこから新作が全然出てこない。
FacebookをやYouTubeで情報発信はしているので、英語がわからないなりにチラチラと進捗をうかがっていたところ、昨年辺りからSoundCloudでデモ曲を公開し始め、とうとう新作を5月に発売、というところまで漕ぎ着けました。
私はiTunesのダウンロードで発売日に入手しました。

さて、と聴いていみると、新作もエレクトロポップなテイストは変わらず、M5.Shakeのようなちょっと小難しい長尺物(YMOのテクノドン的なナンバー)を含みつつも聴きやすい1枚になっています。彼女の曲はボーカルのメロディラインがとてもわかり易いので、Perfumeとかきゃりーぱみゅぱみゅなんかが好きな、普段はJ-POPを聴いている方にもお薦めです。

音色的にはLady Gagaなどとも共通すると思うので、試しに両者を同じプレイリストに入れてシャッフル再生してみると、ほとんど違和感なし。
ただし、アメリカで天下を取ってるGaga様とイギリス出身のLittle Bootsちゃんにはやはり違いはあります。
Lady Gagaはとにかくマッチョ。どこまでもポジティブで、象が踏んでも壊れないようなパワフルさはアメリカで成功するには不可欠なんでしょう。
一方、Little Bootsはボーカリストとしてはいくらか線が細いのですが、メロディラインがオーソドクスかつノスタルジックな哀愁もあって、私のようなドメスティックな感性をもつ日本人には、こちらのほうが気楽に聴けます。

ネットで公開されているこのアルバムのプロモーション(→Little Boots interview: The records behind "Nocturnes" )を見ていると、愛用のアナログシンセ(KORGとか)に囲まれた中で好きな(影響を受けた?)アーティストのアルバムを紹介しています。そこで映るのがABBA、ドナ・サマー、マドンナ、ガゼボ(!)、クラフトワーク…となんか私の世代のどまんなかで、親しみが湧くのもそのせいか?


2012/04/07

ディスコの鉄人/VARIOUS ARTIST

まだ全然作業してませんが、15年ぶりくらいで友人たちとの音楽活動を再開することになりました。曲も作らないといけないんだけど、その関係で昔のディスコサウンドを改めて研究したくなりました。なぜ昔のディスコなのかというと、70~80年代の歌謡ポップスを旅するときに、元ネタを知ってそこから戻ってきた方が解釈が深まると思ったからです。


とりあえずなんかできるだけお手軽なベスト盤が無いかと山野楽器に行ってみつけてきたのがこちら、「ディスコの鉄人」。
ネーミングセンスからしてこのCD自体が結構昔に出たのかと思っていましたが、Amazonで見ると2011年11月発売というから、需要は常にあるんでしょうね。


M1.君の瞳に恋してる(オリジナル・ロング・バージョン)/ボーイズ・タウン・ギャング
(以下、英語の題名書き写すのめんどくさいので全部邦題で)
バスドラ4つ打ち、ラテンな装飾系打楽器、ストリングスが徐々に重なってきてくれるので、構造がすぐにばらせる、教科書として最適です。「ロマンスの神様」には10年気が付かなかったんだよなあ…。

M2.フライデイ・ナイト/アラベスク
アラベスクっていたいた。入場行進にも使えそうな2拍子っぽいベースとリズム・ギターが楽しい。太田裕美にそっくりなアレンジの曲があったような気がするが思い出せない。

M3.悲しき願い/サンタ・エスメラルダ
尾藤イサオとかが「だーれのせーでもありゃしないー」と歌った曲のカバー曲ですね。これはもう「ごぜんさんじのとーきょーべいは」と歌いださなきゃしょうがないじゃないですか!

M4.ピック・アップ・ザ・ピーセス/アヴェレイジ・ホワイト・バンド
あ、これはカッコイイですね!インストものです。CMにもよく使われていたような気がしますし、「太陽にほえろ!」の尾行シーンなどにも合いそうです。

M5.ロッキン・ロール・ベイビー/スタイリスティックス
これもいいですね。ゴキゲン系のライトなロックンロールですね。僕はオフコース・ファンだから「たそがれーそまあるー」と歌いだしますが、つい最近ジャニーズ系のグループがよく似たの歌ってたような気がする。

M6.ディスコ・ベイビー/ヴァン・マッコイ&ソウル・シティ・シンフォニー
「ゲダンゲダンゲダン」って最初から畳み掛けてくるのかっこいいです。

M7.めざせモスクワ/ジンギスカン
この辺はモーニング娘。がさんざんやっちゃったからなー(実際に聴くとあんまり似てないんだけどね。その辺はちゃんとやってた)。ちょっと前に動画投稿サイトで外国曲に空耳で勝手に日本語字幕でアニメ被せるの流行ったじゃないですか。あれの「おっさんですかシャアですか」ってのが面白すぎて忘れられません。

M8.恋のブギー/シルヴァー・コンヴェンション
地域の老人福祉施設みたいなバンド名ですが、馬鹿馬鹿しいほど明るい曲。ストリングスのフレーズとか昔、邦楽ポップスでものすごくたくさん聴いた気がする。

M9.レディ・バンプ/ペニー・マクレーン
これもいろいろと借用したい部分がたくさんありますね。メロディ自体は80年代のテクノ歌謡で引用されていたくさい。

M10.フライ・ハイ/アラベスク
ディスコミュージックってやっぱりベースなんだなあ、とここまで聴いて思います。昔の我が家にはテレビとラジカセしか無かったから、あまりベースの音って意識して聴いたことなかった。

M11.セクシー・バス・ストップ/ドクター・ドラゴン&オリエンタル・エクスプレス
突然和物。ドクター・ドラゴンは筒美京平なんだそうです。手数は外国勢に負けていないが、のりが全然変わっちゃうのはなにが違うんでしょうね?インストじゃなくて、普通に浅野ゆう子のやつ入れて欲しかった。エンディングも変なフェイドアウトしちゃうし。

M12.ブギー・ウォーク/ファンキー・ビューロー
こちらはギターがすごくがんばってる感じ。オジサンにはちょっと乗りづらい。

M13.恋のショック/ラヴ・マシーン
これは普通に日本語のせれば歌謡曲になりますね。中原理恵とかそんな感じの人だったのかもしれない。

M14.瞳にファンタジー~クローズ・ユア・アイズ~/クイーン・サマンサ
これもいいですね。ストリングスのところも全編金管に入れ替えるとスペクトラムになりそう。

M15.誓い/スタイリスティックス
夜も更けて参りました。もしくはチークタイムですか。コーラスがすごく難しそう。


今回は特に結論はありません。




2012/03/18

21/ADELE


「サカモト教授」のCDを探していたときに久々に足を踏み入れて、会員カードまでもらってしまったタワーレコード。
別の機会に訪れた際に、上から下まで各フロアを徘徊してみました。
良かれ悪しかれ、「なにを売りたいか」が他のショップに比べて明確ですね。
他のショップでもメジャーなアーティスト(めんどくさいからこの単語を使います)の新作が出ればそれなりにコーナー作ってディスプレイしてありますが、タワーレコードはその選択がちょっと捻ってあって、「ふーん、こういうのが渋谷の客層向けなのか」と勉強させられます。毎週通ってそういうのチェックしていけば若いもんと話するときのネタになるかもしれませんね(かえって迷惑か)。

スタッフのおすすめコメントでよく見る「○○や△△がすきならこれはどう?」みたいなのも面白い。Amazonの「この商品を買った人はこちらの商品も買ってます」みたいな感じか。ちょっと前に八重洲地下街のタワーレコードで「キャロル・キングやSuperflyが好きな方に→リンダ・ロンシュタット」てのがあってちょっと驚きましたが(だったら「スピッツやレミオロメンが好きな方に→オフコース」でもいいじゃん)。


そんなわけで行く度に勉強させられてしまうんですが、先月でいうと、上旬であればJ-POPコーナーなら「きゃりーぱみゅぱみゅ」(買ってない)または坂本慎太郎(買いました)、その後は星野源(知らない)。

洋楽コーナーは2011年の代表作が再プッシュされていました。
一番目立ったのが「Adele」でした。相変わらず洋楽アンテナがめちゃめちゃ低いので、名前と顔が一致していませんでしたが、なんか地味なルックスの若い子がガガ様より売れているらしい、という話は聞いたような気がします。 読み方は「アデル」でいいのか、「アデレ」なのか「アドレ」なのか?「お勉強」のつもり安い輸入版の方を購入。
iTunesで購入することも、当然出来ます。
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CDを買って帰ってから、ざっとネットで検索したところ、イギリス人で歳は20歳そこそこ。iTunesに読み込ませてみるとジャンルは「R&B」と表示されました。
え、イギリスにもR&Bってあるの?
そりゃ日本にもあるくらいだからいいだろ?
と自己完結しつつ再生開始。

1曲目はドラムじゃない、なんていうですか、技術家庭で作らされた本箱みたいな、あれですよねリズムは。めちゃめちゃシンプルな演奏。なにこれ、キャロル・キング?
と思うまもなくうら若きADELEさんが歌い始めます。
声ふっとー。

20歳そこそこでこの声が出ますか?

日本ではあまり聞かないタイプの声なのでキーが高いのか低いのかもよく分かりませんので聴きながらキーボードを触ってみたら、どうも2オクターブくらいの幅を行き来しているようです。なんつうか、日本車と排気量が違う感じ。
日本人の上手いのと欧米人の上手いのとはやはり違いますね。

日本人で歌が上手いと言われる人でも、多くはカミソリのような鋭さはあっても斧のような強さを感じさせる人はあまりいません。ADELEさんなんかはチェーンソーみたいなもんです。
スポーツでも芸術でも、欧米人と重厚さで戦うのは日本人には難しい。サッカーとか見てても身長が同じくらいの選手でも、体の厚みが違うじゃないですか?

やっぱそういう重厚長大系の戦いは得意な民族に任せて、我々はアイツらの思いも寄らない重箱の隅に装飾を施すような、オタクな世界で戦ったほうがよさそうです。

さて、買って2週間ほど後にグラミー賞の発表がありました。「大方の予想に違わず」6冠に輝いたそうですが、ジャンルに関係なく、こういう骨太でシンプルなのが流行るのが今の先進国の気分であるのだなあ、とこれはしみじみ納得させられました。

2012/02/19

A Different Kind of Truth/Van Halen

Van Halenの久しぶりの新作、しかもボーカルはデイヴィッド・リー・ロス。
アルバム「1984」でVAN HALENに出会った私としては、これだけは買っとかないと、ということで初めてiTunes Storeの予約、というのをしてたところ、2月8日にMacを立ちあげたらダウンロードされていました。
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ベテランのバンドらしく、「いつものやつ」が続きますが、その「いつも」のアベレージがエディ・ヴァン・ヘイレンのギターですから、悪いわけがありません。
ときどきWikipediaの記述などでチェックしていたところ、エディはなにやら病気をしているような情報もありましたが、ギターを聴く限りでは完全復活のようです。代名詞であるライトハンド奏法も聴けますし、ハーモニクスを多用する刺激的なギターでぐいぐい攻めます。それに絡む、サービス精神満点なデイヴィッド・リー・ロスのボーカルも全く衰えを感じません。
ベースはエディ・ヴァン・ヘイレンの息子だそうです。

聴いてる間は楽しいんですが、「1984」よりも収録時間が1.5倍くらいあって、どれがどの曲かまだ判別できないのは私の耳が年寄りになってきているのでしょうか?「1984」はわかりやすかったなあ…。


2012/01/21

Tokyo Heartbreak/Alex York

TwitterやFacebookで、日本人相手に熱心な活動を続ける謎のイケメン外人、Alex York。

(光栄にも)ご本人からTwitterでフォローされてしまったので、ネットで調べて見ました。
しかしWikipediaにもまだ項目がなく(1月20日現在。英語版も)、オフィシャルサイトのプロフィールを見ても年齢不詳です。おそらくアメリカ出身で、プロフィール写真やYouTubeの動画を見るかぎりでは20代後半くらいに見えます。

流暢に日本語も話しますが、彼の成育史の中のどこでこれほど日本へのこだわりが生まれたのかも不明です。まさか布施明の息子じゃあるまいね。 

気にはなるもののCDショップに並んでいる気配もないので、iTunesで検索すると iTSにはあります。ダウンロード購入が可能でした。
CDメディアは出ていないのかと思ってAmazonで検索してみると、CDとしては販売されておらず、MP3ダウンロードでの販売がありました。 

いきがかり上1500円でダウンロードしてみました。
今はAmazonのMP3ダウンロードをすると自動でiTunesに取り込んでくれるアプリケーションが提供されているんですね。ダウンロードが終了するとジャケットのサムネイルも含めてしっかり収録されました。

おお、ジャケットには英字タイトルに並んで日本語の縦書きで「東京ハートブレイク」と書いてありますね。
さて、アルバム1曲目にタイトル曲として収録されている"Tokyo Heartbreak"を聴いてみましょう。

 琴の音を使ったキャッチーなイントロから始まるエレクトロポップです。
ロックとシンセサイザー、さらに和楽器音のミックスは、古くは80年代から多く作られていて、例えば原田真二が80年代半ば、「MODERN VISION」や「愛してかんからりん」の頃に意識的にそういう音楽を作っていましたし、YMOから派生したテクノ歌謡の中にも見られたような気がします。 

ボーカルはアメリカ人にしては線が細く、本国で売れるには多分もっとマッチョな感じじゃないと厳しいように思われますので、先に日本の女性の間でブレークしてから逆輸入の形を取ろうという狙いなのかも。嫌味が無いので日本ではこのまま売れてもいいように思いますが、引っ掛かりがあまりありません。去年の今頃聴いていたLittle Bootsちゃんの方が、女性ながらざらついた感じがありました。

若者らしくもう少し過激な感じがあった方が、好き嫌いはともかく耳に残るような気がします。
ロックとエレクトロニクスを融合した歌モノという音楽性で考えると、日本では布袋寅泰のソロ作品が非常に優れていると思うので、この辺とコンタクトして行くと大きいチャンスが掴めるのではないでしょうか。

または、売れるだけならテレビのバラエティで顔を売って、実はアーティストなんだ、という展開もいいかも。テレビに出ればきっと人気出ると思う。敷居の低いところで、MXテレビの徳光正行あるいは逸見太郎の番組でテーマソング(&週一でレギュラー出演)から始めるのはどうでしょう?

 

2011/07/24

Born This Way/Lady GaGa

歳をとると頑固になる反面、自分の実力もわかってくるので、このブログを始めた頃に比べてあまり暴走した文章が書けなくなってしまいました。それじゃつまんないんですけどね。

さて、東日本大震災のチャリティーなどであのLady GaGaが来日してました。何度も書きますが私は洋楽は滅多に聞かないので、名前しか知らなかった。
最初に名前を聞いたときになんか日本人が"Radio GaGa"をもじったような名前だな、と思ったら、なんと本当に元ネタがQueenの曲名だと聴いてちょっと可笑しかったです。やっぱり欧米人でもLとRの混同とかあるんでしょうか?

さて、去る7月11日月曜日、代休を取っていた私はそのLady Gagaさんを「徹子の部屋」と「SMAPxSMAP」で見ました。とても面白かったです。 特にレディ・ガガと黒柳徹子はとても相性が良いように思いました。突飛なようでその内面はまっとうなお嬢様であるという共通点がありますし、黒柳徹子は譜面が読めて英語が堪能なので、徹子さんがあと20年若かったらもっと丁々発止のやりとりができたのに!と少し悔しい感じもしました。しかし衰えたとはいえ、腐っても鯛な黒柳徹子のインテリジェンスは、名前を呼ぶにも他の日本人のように「あさおみわ」のようなイントネーションにはせずに、「れいでぃ・があ↑があ↑」と英語風にしていました。一方、Lady Gagaも「ありがとうございます」などの日本語がちゃんと日本人の発音を耳コピーしたと思われるカタコトでしゃべっていて、つまりこの二人の能力は、優劣はわかりませんがよく似ていることが分かりました。

そんなことが分かったところで、「それじゃアルバム1枚くらい聴いてみるべえ」とiTunesで落としてきたのが最新アルバムの"Born This Way"です。

iTunesによるとジャンルは「ポップ」。
聴いてみると、サウンドは派手なエレクトロニクス系ですが、メロディと歌いっぷりは私らの年代には聞きなれた白人ロックの感じです。考えてみると、ここ20年くらいというもの、アメリカから輸入されて流行する音楽はブラックミュージック系が多く、それこそマドンナ以来かもと思われる久々の白人系のアーティストなのかも。

さて、Lady Gagaは、声の出し方はとても上手ですが、鬼面人を驚かすようなハイトーンとかいう分かりやすい特徴はなくて、中庸な音程をしっかり出す方向のうまさ。私は英語も本当よく分からないんですが、平易な語彙によるストレートな歌詞はアジア人にもわかりやすく、世界的に成功しているのもよくわかります。
ただし、Lady Gagaの歌声は男性向けお色気ムンムンな感じはなく、なんというかキーの高い男性ロックボーカリストが歌っているように聞こえます。また、パフォーマンス時の衣装などはずいぶんと露出度が高いのですが、セックスシンボル的ではなくてもっとアート系ですね。イタリア系米人ということもあってどうしてもマドンナを思い出して比較してしまいますが、そのへんが違うんだな、と。

大変聞きやすかったので、今後はぼちぼちとデビューアルバムから聴いてみようかと考えています。

2011/01/30

Hands/Little Boots

こちらも久しぶりの更新です。2011年最初はめずらしく洋楽の話を書きます。

Little Bootsというイギリスの若い女性によるテクノポップ(でいいののかな?)。
売れてるのか売れてないのか?日本にどのくらいファンがいるのかも分かりません。とりあえず、本日現在で日本語版Wikipediaには項目がないことは確かです。英語版Wikipediaによると1984年5月生まれだそうなので、26歳かぁ。若いなあ…

こと洋楽に関してはすこぶるアンテナの低い私が、なぜ彼女のことをしったかというと、今、YAMAHAが売っている"TENORI-ON"という楽器のホームページに彼女がその使い手としてインタビューを受けていたからです。→YAMAHAのページ
TENORI-ONというのは、内蔵されている音を適当にいじりながら演奏する電子楽器で、見た目がユニークでそれなりにステージ映えもするよ、と先日も銀座の店舗でデモンストレーションをやっていました。
iPhoneのアプリにも似た様な画面デザインの安価なアプリがありますが、おそらくもっと自由度があって、ハードウェア的にもしっかりつくってあるのでしょう。7万円を超える価格がついています。

Little Bootsちゃんは、それを使って、このビデオのようなパフォーマンスをやっているのです。


こういう若くてかわいい女の子がこんなオタク臭い楽器を嬉々としていじっているところを見るとすっかりうれしくなってしまい、無条件で応援したくなりました。(おじちゃんはね、おじちゃんはね、みたいな感じもw)

さて、作品の方です。
表題の"Hands"はアルバムタイトルで、iTunesではなぜか曲数違いで同じタイトルのアルバムが2種類買えるようになっています。私は根気の無いタイプなので、曲数の少ない12曲入りの方をダウンロードしました。

アメリカ風の隙のないブロデュースとは違う、良い意味で粗い感じの仕上がりは、なんとなく製作過程が透けて見えるようです。
私はこういうのの方が好き。バリバリのダンスミュージックというよりももうちょっと泥臭く、80年代のガゼボとかをちょっと思い起こさせます。平沢進とか好きな人も全然オッケーだと思います。あ、あと懐かしの"dip in the pool"に似てるかも。
歌はむちゃくちゃ上手い感じでもなくて、レベル的にはJ-POP並みですが、私にはかえって聴きやすく、また新しいのが出たら買っちゃおうかな~と思っちゃいました。

2009/03/21

This Is The One/Utada

そんなわけで今週はずっと"This Is The One"を聴いておりました。
iTSでもダウンロードで買えるのですが、先方の技術的問題でリンクが貼れません。またアマゾンのリンクを貼っておきます。

前回も書きましたが、今回のアルバムは宇多田ヒカルとして日本で展開している音楽との乖離が小さく、アメちゃんがどう反応するかは知りませんが、私たち国内のファンには違和感が無い、英語であること以外は聴きやすいアルバムです。
一曲ずつ聴いていても、過去の作品のフレーズがいい具合に再利用されているのに気がつきます(再利用、というよりも好きで使う持ちネタですね)。

M2.Merry Chrismas Mr.Lawrence-FYI
コーラスのフレーズが"traveling"に似ている。歌メロでは"passion"の一部と共通したフレーズが聴けます。
M3.Apple And Cinnamon
サビは「はやとちり(シングル"Wait & See〜リスク〜"のカップリング曲)」の変形ですね。
M6.Automatic Part2
これはまあ、タイトルが。ゲンかつぎ?こういう自己紹介の歌って日本のアイドル歌手のアルバムにありがちだけれど、アメリカでもあるんですね。つまりまだこういうアピールが必要な段階なんですね、新人として。
M9.Come Back To Me
前回も書きましたが、どこがどう、ではなく"First Love"的作品。ベタベタのバラードかと思いきや、バックトラックを差し替えると表情が変わります。彼女の音楽はスローなナンバーでも「ロック」なノリがあるところが良いです。余談ですが以前ここで書いたスコット・マーフィーの"First Love"のパンク風カバーはすごくよくハマっていて、曲の再評価に貢献してますね。

こちらのサイトにはインタビューアーの聞き書きの形式をとって本人の弁が書かれていますが、"EXODUS"は「一所懸命やったがちょっと違った」と思っており、「今回は自然な表現ができた」というようなことを語っているようです(全部英語なんで)。

宇多田ヒカルは"EXODUS"の後、日本で活動しながら次の展開に向けて、修行に入ったのだと思います。これは野球のピッチャーに喩えるのがいちばん的確だと思いますが、松坂大輔がMLBに行くにあたってカットボールやツーシームを覚えたように、「新球の開発」をしていたと思われます。


今、アルバム"ULTRA BLUE"を聴き直すと曲作りで新しいことを試しつつ("passion"とか特に)、歌詞のテーマは重たく暗いのが多くて、私生活も含めていろいろ総括しようとしていることがうかがわれます。やっぱりタイトルのココロは「超憂鬱」だったのか。
それが次のアルバムである"HEART STATION"を聴くと、1曲目の"Fight The Blue"の歌詞でその種明かしをしてくれています。"BLUE"と戦うぞ、と。期待されてプレッシャーすごいけどやるしかない、憂鬱にまけそうになったがタフになるぞ、と。アルバム自体の音が明るいです。「ヱヴァンゲリヲン」のテーマだった"Beautiful World"では"passion"でやりかけたことに再度挑戦し、聴き手には普通の曲だと思わせることに成功しています。つまり新球が完成したのです。

"HEART STATION"にも収録されていますが、やはり先行したシングル"Flavor Of Life"が好評だったことが改めて自信回復させたのだと思います。しかも"Flavor Of Life"のジャケットを見ると、ボクサー風にパーカーの帽子をかぶった彼女は横を向いています。今になって分かるのは、彼女が向いている先にはアメリカがあったんです。"This Is The One"では同じようにパーカーを着た"Utada"が正面を向いています。そっちを見てやっていたんだぞ、と。
どこまでが最初から決まっていたのかは分かりませんが、当然その裏読みの余地があることを分かって作られたことはまず間違いありません。おにぎりの謎だけがまだ残っていますが。

2009/03/15

Come Back To Me/Utada(2)

ちょっと前に「どうも発売されるらしいよ」という話だけ書いた"Utada"名義の海外向けアルバム"This Is The One"が国内で先行発売(アメリカでは5月に発売されるらしい)され、私はアマゾンで買いました。

アルバム全体ではまだあまり聴き込んでいませんが、日本での活動を知っている私たちにとっては前作の"EXODUS"よりも親しみやすいように思いました。

前作"EXODUS"では日本で親しまれた宇多田ヒカル色をほとんど捨て、「米国風」あるいは「アメリカ人が考える日本人」を演じすぎ、ビジュアルにしろ(YMO風の?)電子音を多用したサウンドにしろ、なんか無理をしている感じがしました。「まあ、アメリカに合わせるというのはこういうことなのかねえ…」と田舎で孫の心配をするお爺さんのような気持ちになりました。

今作では、国内仕様の宇多田ファンにそんな居心地の悪さを感じさせる部分が小さく(無くはない。特に本人のキャラクターと合っているのか分からない大人ぶった歌詞等に違和感があるけど、英語で書いた歌詞の方が素の自分である可能性もあるしね)て、聴きやすい。サイトのトップやジャケットに使用されている写真も、黒髪+ナチュラルメイクの我々に見慣れた顔を使ってくれているのが良いです(あっちの人には中学生に見られそうだけど)。

マーティ・フリードマンの評論でも、「海外でももっと自分の良さを出せば…」と書かれていましたし、先日ネット上で公開されていたラジオ局でのプロモーションの動画でも「(単純計算では)日本人の二人に一人がCDを持っているビッグ・アーティスト」という紹介をさせていましたから、アメリカ人に通じるかどうかは別にして、日本ではそういう存在で、こういう音楽性なんだよ、というのを素直に展開するようにしたのかもしれません。

さて、このアルバムを象徴するナンバーである"Come Back To Me"を聴きましょう。
最初に"MySpace"のストリーミングで聴いた時は、タイトルにしろ大げさなピアノのイントロにしろ「ちょっとベタ過ぎるのでは…」と心配になりましたが、CDからきちんと聴いたら印象が変わりました。とても良い曲です。
どこが良いかというと、最近の国内作品で成功した部分("Flavor Of Life"あたり)のエッセンスをうまく取り入れて、我々日本のリスナーにとって違和感の無い曲だというところです。日本で好まれている彼女の声質や楽曲のもつ「切なさ」みたいな部分がかなり生かされているし、過去の彼女の(国内向け)作品の断片を思い出させるメロディが入っています。"First Love"が時を経て熟成したような曲と云えるかもしれない。ま、アメリカ人が喜んでくれるかどうかは(私はアメリカ人になったことがないので)知りませんけど。

それと、契約の関係で実現できるのか知りませんが、是非本人の訳詞による「Come Back To Me(日本語版)」を発売して欲しいです。日本語も載せやすそうなメロディだし。


<追記>
記事をアップしてから気がつきました。"This Is The One"のジャケット写真は、"Flavor Of Life"の正面版ですね。おにぎりの海苔部分が拡散してあのガラになっているんでしょう。やはり「宇多田ヒカル」を売るつもりなんだ、今回は。

2007/09/03

R35 Rock&Pops Super Hits/オムニバス(Disc2)

昨日に引き続き、R35 Rock&Pops Super Hitsの話の続きをします。
今日は後半、Disc2の18曲を紹介します。

1.The Power Of Love/Huey Lewis & The News
例のゴースタバスターズの元ネタがこの曲なんだとずっと思っていたら、その2年前のアルバムの中の曲のことだったんですね。ま、いずれにせよこの人が「ガッツだぜ!!」のお祖父さんというわけか。声も歌い方も"Van Halen"のデイブ・リー・ロスに似ている、というかこれが正統派ロック・ボーカルというものなのか?このR35のDisc2は映画のテーマソングが多いんです。

2.Don't Stop Believin'/Journey
高校の同級生が、これと"Cheap Trick"が好きだった。テレビに出てくる音楽しか知らない私には何のことやら…でしたが。

3.Danger Zone/Kenny Loggins
「トップガン」は面白かったなあ。会社の先輩の家で3回くらい見たのですっかり内容を覚えてしまいました。中森明菜の"DESIRE"が聴こえてくるのは空耳が過ぎるか?

4.Eye Of The Tiger/Survivor
映画のテーマ、しかも人気シリーズの何作目、というのはその世界の中で思いっきりやれるので、作る方もピントが絞りやすいんでしょうか?もう、臆面も無い盛り上げ方です。ギターのカッティングもいいが、ピアノがカッコいいですね。シンセサイザーは奥の方でストリングス系の音を出しているだけですが…。

5.The Final Countdown/Europe
ロッキー3が"Eye Of The Tiger"で、"4"がこの曲です。こちらはもっと派手にするにはこれしかない、という倍音たっぷりのシンセから始まります。前に書いた"Every Little Thing"の"Dear My Friend"のイントロがこんな感じ。ハウンドドッグの"ff"と書こうと思ったら、あっちの方が発表が早いようです。逆輸出?というか世界中のロックバンドがシンセサイザーというものをどうかっこ良く使うかを研究していた成果なんでしょうか?

6.Mr.Roboto/Styx
「まーたーあうひまでー」は「ま」を前に出して「(ま)たーあーうひまでー」と載せた方が日本人的だと思うんですが、Styxの人は二重母音は万国共通で長音になるだろうから、と「あう」を一つの音符に載せたんでしょうか?ところが歴史的には「あう」は「あふ」だから、やっぱり2音節使ってくれないとネイティブ・ジャパニーズには違和感があるんだよなー、という屁理屈を最近買った旧仮名遣いの本を読みかじって構築してみた。

7.Owner Of A Lonely Heart/Yes
これもイントロが特徴的。イントロにそのまま使っちゃうとあんまりなので、間奏でちょっと拝借してみたのが中森明菜の「サザン・ウインド」。さっきの"DESIRE"が濡れ衣でないとすると、本家が流行った翌年に使う、というのが彼女のスタッフの常習的手口だったようです。

8.Get It On(Bang A Gong)/The Power Station
このギターのカッティングもカッコいいですね。真似したくなる。なんかすごく良く聴く気がするけど、具体例が思い浮かばない。

9.Wild Thing/X
こちらはもっと泥臭いですがギターが印象的。Disc2はそういう曲を集めたんでしょうか?「メジャーリーグ」の一番良い場面でかかる、メガネのピッチャーのテーマソングです。

10.La Bamba/Los Lobos
日本では菅原洋一も歌う、もはや古典です。解説を読むと映画用にロス・ロボスが演奏したとのこと。おそらくアレンジもオリジナルに近く、録音だけが新しいということだと思います。

11.Call Me/Blondie
"Blondie"って、ボーカルのお姐さんが金髪美人だったんですよね、確か。香坂みゆきの2つあるヒット曲のうちのひとつ「気分をかえて(1981年)」がやはり1年後に出ていますが、これも言い訳できないレベルで似ている。山崎ハコも外見に似ず大胆なことをやるなあとリアルタイムで思っていたが、今はどういう打ち合わせでそういう曲作りになったのかに興味がある。それにしてもこの頃のアイドル歌謡ってやつは…。

12.Long Train Runnin'/The Doobie Brothers
歌詞カードには1973年と書いてありますが、どうしてこんなに音がいいんでしょう?この辺になってくると似ている場合は「引用」と解釈した方が良い例が多いでしょうね。山下達郎「スパークル」のイントロなんか雰囲気ですが、押さえているコードが違いますし、こういうギターの聴かせ方という定石がここで出来た、ということなんでしょうね。

13.What A Fool Believes/Matt Bianco
オールドスタイルな感じのする曲にシンセベースが当時の「現代」を感じさせます。トランペット(だよな)の音がこんなに和む作品も珍しいのでは?

14.My Sharona/The Knack
出ました。イントロクイズが全く無意味な1曲。ずっとイントロみたいな曲だもんな。このフレーズは不滅というか、神懸かりと云って良いと思う。

15.I Was Made For Loveing You/KISS
KISSって、もっとうんと昔のバンドだと思っていたら、この曲が79年なんですね。音楽的にはちょっと他のナンバーより落ちるような気がするが、ファンは多いですから、入ってくるのは当然でしょう。これもギターの「ざっざー、ざっざざーん」という音が印象的ですが、一度頭の中でこのギターに合わせて「せくしゃる、ばいおれーっと」と歌ってしまうと、後はそうとしか聴こえなくなります。試してみよう!

16.Black Night/Deep Purple
ここからラスト3曲はR35というよりもR50の世界のような気がしますが…、まあ何度もCMなどに使われていますから、意外と幅広い年代でそれぞれに懐かしい曲なのかも知れませんね。間奏部分のギターの低音弦で弾く3連フレーズを延々と弾くとオフコース「歴史は夜つくられる」のイントロに…。

17.Born To Be Wild/Steppenwolf
これもイントロのギターが印象的。ユニコーン「与える男」のイントロはこれの「引用」ですね。奥田民生は拝借したアイデアだけで1曲を作ることはなくて、きっかけだけとかブリッジのフレーズに有名曲の一部をはめるのが得意で、初期のPuffyではそれを徹底的にやって「見せた」わけですね。

18.Stand By Me/Ben E.King
最後は1960年の曲です。うーんすごいですね。シンプルです。ベースラインが最後まではっきり聴こえて、音階を覚えて歌えそうです。これも古典であり定石でしょう。なぜか舘ひろし「泣かないで」が聴こえてくるのは、空耳が一段と酷くなっていますか?


というわけでDisc2まで聴き終わりました。
今回、このCDを買って来た理由は、お盆休みに書いていた「日本語の問題」を考えているうちに、「外国のボーカリストは英語をどう歌っているのか?」という疑問が改めて湧いたからです。ロックサウンドを優先する中で、ミスチルのように単語を変形させたり、巻き舌で歌ったりしているのかをできるだけ多くのサンプルを集中して聴いてみたかったからです。
ただ、私には英語のヒアリング力がありませんから、結局本当のところは分からないのですが、おそらく多くの英語圏のロックボーカリストは母国語を聞き取り可能な発音で歌っているのではないかと感じました。ちょっと違うんじゃないのかな、と思ったのはM.C. HammerとDavid Bowieの芝居がかった2例でした。

では日本人はどうやってロックを歌ったら良いのか?その答えはもう出ているのか、まだなのか?風に吹かれているのか?

2007/09/02

R35 Rock&Pops Super Hits/オムニバス(Disc1)

さて、ニューミュージックからJ-POPへと邦楽が発展する中で、消化すべき元ネタとなったのが、この"R35"に収録されている曲たちなんでしょう。
欧米で成立した音楽を日本人がやるにあたって、いきなりオリジナリティを要求するのは難しいのかもしれませんね。また、本家の欧米のアーティストにしたって、先人の成果の上に自分のものを積み上げて行くわけですから、日本のアーティストに対してだけこれはあれの真似だ、パクリだと指摘するのは音楽の可能性を狭めることになって、結局は日本の音楽をつまらなくしてしまうことになるのかもしれません。

ただし、短期間で売れれば良い、または経営上売らなきゃならない、という動機で安易に既存の外国曲のアイデアを拝借してヒット曲を作ったところで次に繋がるものはないわけで、やはり自分たちでそこに何か付け加えた形で新たに発信しなければ、自分は創作活動をしているとはいえないのではないでしょうか?

このR35に収録された曲は、1から10までではないかもしれないけれど、後に続く者になにかをインスパイアさせる力を持っている曲だと思います。

それでは、このオムニバスに収録されている曲を紹介しましょう。まずはDisc1から。

1.JUMP/Van Halen
7月1日のエントリでも触れているので話題が重複しますが、シンセサイザーの白鍵を2本指で適当に弾いてると生まれるシンプルだがカッコ良いイントロ、しかもその後のギターがとんでもない名演。曲自体は似ていないが、前に書いたように"Every Little Thing"の"FOREVER YOURS"の間奏はこの曲のエディのギターソロの、不完全コピーです。

2.Wake Me Up Before You Go-Go/Wham!
Wham!のアイドル歌謡っぽい可愛い曲。彼らのヒット曲である「ラスト・クリスマス」に夏の話の日本語詞をつけてカバーし、一躍有名になったのが"J-WALK"。

3.Psychic Magic/G.I.Orange
サビがむちゃくちゃ印象的ですが、実はイントロやAメロに使いやすそうなアイデアがいっぱいありますね。

4.Take On Me/a-Ha
発声練習みたいな曲。地声でかっきり2オクターブ(Aから2つ上のA)使って、ファルセットでまだ上がある(ちょうど山下達郎の音域ですね)。4オクターブ出る、とか云って威張っている人は一回テレビでこの曲を歌ってみせて欲しい。宇多田ヒカル「蹴っ飛ばせ!」はたぶんこの曲へのオマージュ。

5.Mickey/Toni Basil
最近ゴリエがカバーしてリバイバルヒットしました。渡辺美里「恋したっていいじゃない(1988年)」がそっくりですね。

6.There Must Be An Angel/Eurythmics
ちょっとJ-POPでは生まれてきそうにない、キリスト教文化を感じる格調高い曲。スティービー・ワンダーのハーモニカがカッコイイ。

7.Relax/Frankie Goes To Hollywood
イントロだけでなんの曲かすぐ分かるオリジナリティがすごい。中森明菜の"BITTER AND SWEET"というアルバム(1985年)の中に"BABYLON"というそっくりの曲がある。多分明菜が「コンサートで"Relax"を歌いたい」と言い出して、アイドルにちょっとこの歌詞の内容は…ということで似た曲を発注したんでしょう。

8.Venus/Bananarama
Bananaramaのバージョン自体がカバー曲であり、日本で孫カバーしたのが当時の中途半端なアイドル、長山洋子。この曲でやっと日の目を見た(その後の意外な展開には驚いた)。モーニング娘。もこの曲のパロディ「LOVEマシーン」で国民的アイドルグループになった。底力がある曲なんでしょうね。

9.U Can't Touch This/M.C. Hammer
「バブルへGo!!」の船上パーティーの場面でも使われた超有名曲。M.C. Hammerの発音だと「ケンタシティス」と聴こえるが、これが正規の英語の発音なのか、黒人独特の訛りなのか、彼の国でのツッパリ系発音なのか、極東の島国から1歩も出たことのない私には判断が付かない。とにかく現代日本のヒップホップの原点がここに。強面に喋るだけ喋って、疲れると「休憩~っ」てサボって、いいところになると「俺の番だぜ」って戻ってくる繰り返しが可笑しい。"Stop,Hammer time"のニュアンスをきっちり日本語に出来た奴が日本のラッパーの頂点になる、と私は思う。

10. Every Little Step/Bobby Brown
これもラップですが、M.C. Hammerと違っていたってイージーリスニングな曲です。似てる曲がいっぱいありそうだが、具体例が浮かんで来ない。いつもどこにでも流れているような気がするんですが。というか、M.C. Hammerを聴いてた連中がデブ5人くらいで輪になって歌うラッパーになって、こっちを聴いてた人がリップ・スライムとかケツメイシになったんでしょうか?また勉強しときますけど…。

11.Let's Go Crazy/Prince
この人はオリジナリティがありすぎて真似しにくいんでしょうね。岡村君?ちゃんと聴いたこと無いのでパス。

12.The Reflex/Duran Duran
この頃のイギリスもののボーカルって声がよく似てますよね。ボーイ・ジョージだといわれればそんな気がするし、ジョージ・マイケルだと言われればそんな気がする。特にカルチャー・クラブとは、全然違うものと思いきや、ギターの音とかも似てるんだな。曲はとにかく派手。理屈抜きで楽しい。ちょっと子どもっぽいけど…。

13.Let's Dance/David Bowie
それにしてもデビッド・ボウイのルックスと発声のギャップに改めて驚かされる曲。M.C. Hammerとはまったく別の流儀ですが、この発音もわざとなんでしょうね。「ふろーぅぅわ」って怖いわ。Gacktがなんでいつも声をあーゆー風に加工しているのか、という答えのヒントがこれかも。ビジュアル系の元祖がこれなんでしょうね。あと、荻野目洋子がコーヒー・ルンバの途中で叫んでいたのもこれだ。

14.Don't Stop The Dance/Bryan Ferry
"I Like Chopin"(1983年に出ているので、そっちが先)に似てない?解散直前のオフコースもこのテのサウンドが多い。例「昨日見た夢」

15.Invisible Touch/Genesis
英語は出来ないけれど、このPhil Collinsの英語はすごくよく聴き取れるような気がする。基本的に外国のロックボーカリストは発音がしっかりしてると思うんですが、どうでしょうか?
オフコースの"I'm a man"(1987年)がこのまんま。ミキサーのビル・シュネーは止めなかったのか?ビジネスに徹していたのか?

16.She Drives Me Crazy/Fine Young Cannibals
このイントロはさすがにパクれないよな。シンプル&有名すぎる。

17.Don't Get Me Wrong/The Pretenders
今でも何かの番組のテーマソングに使われてますね。ちょっと言い訳できないほど似ているのが本田美奈子の「ワンウェイ・ジェネレーション(1987年)」。

18.Silly Love Song/Wings
同じCDに入っているとこの曲だけ音圧が低くてボリューム調整してしまう。テクノロジーが一世代昔なんでしょうね。さて時は1979年。"Three and Two"のレコーディングに集まったオフコースの面々、
「仁、ベース練習してきたか」
「Wingsだったらバッチリや」
「じゃ、この曲そんなかんじで」と小田和正が持ってきたのが「愛あるところへ」
「俺のもそんなかんじで」って松尾一彦が持ってきたのが「君を待つ渚」。
「キャラかぶっとる(当時はこの言い回しはない)やん。元は一緒やから俺はどっちでもいいけど…」
「じゃ、松尾の曲は没ね。コンサートの時はやらしてやるからさ」
「せっかく作曲印税が入ると思ったのに…」
「年下なんだから口答えするなよ」
このときの不満が10年後に爆発し、オフコースの解散に繋がった…というのは嘘にしても、出だしの効果音は後に「アレンタウン」になったような気がするし、 "I〜Love〜you〜"が"Take〜 on〜 me〜"になったようにも思う。ついでにこの、"I 〜love〜 you〜"の声って小田さん?とか思うんだよなあ。やっぱり、ポールって偉大?

R35 Rock&Pops Super Hits/オムニバス(トレイにCDが入っていません)

この項では、まだ中身の話にはなりません。


"R35 Rock&Pops Super Hits"は熱心な洋楽ファンには呆れ返っておヘソで茶を沸かしたくなるような、ベタなヒット曲がまとめてあります。その分、私のように音楽的にぼんやり生きていた一般消費者でも、曲名とアーティストは答えられなくても、あ、これあの頃よくかかってたなあと思える曲ばかりです。惜しむらくはおそらく大人の事情系理由でマドンナやマイケル・ジャクソン、ビリー・ジョエルが入ってないのが唯一の弱点ですが…。

もし、同じように"R50 Rock&Pops Super Hits"というのが企画され、ビートルズ、ストーンズ、キャロル・キング、PPM、S&G、CSN&Yなどが入ったら、J-POPの歴史が全部語れる素材になるかもしれませんね。


ビートルズやストーンズの出現をきっかけにして、60年代の日本では片やグループサウンズ、片や商業主義に背を向けたロックという大きく分けて二つの流れが出てきました。その前にはフォークソングのブームもあり、こちらも小奇麗なアイビールックの大学生がアメリカのフォークソングのカバーや職業作曲家の作品を歌うタイプと、小汚いカッコで自作の反体制的メッセージを歌うタイプの2種類が存在しました。

70年代の初頭にはグループサウンズは廃れ、アンダーグラウンドなフィールドから出現した「はっぴいえんど」が新たな日本語ロックの潮流を作りました。一方フォークソングも、「帰ってきたヨッパライ」や「走れコータロー」などのメガヒットが生まれ、また吉田拓郎が森進一へ楽曲を提供して成功するなど、大手による商業音楽への合流(吸収?)が進みました。また、フォークソングもある程度「サウンド」に目覚め(または、ボブ・ディランもそうやってるからという理由か?)、ギター1本で絶叫していた歌手が、いつしかエレキギターを手にロックバンドの編成で歌うようになりました。これがフォーク・ロックと言われ、直接のニューミュージックの祖先にあたります。人類で言うとクロマニヨン人のようなもので、遺伝子的にはニューミュージックとなんら違いのない存在です。

70年代中盤から後半にかけては、名称も定まって、いわゆる「ニューミュージック」が成立しました。
テレビの世界には無縁だった「シンガー・ソングライター」が、テレビの歌番組で、キンキラキンの演歌や歌謡ポップスの歌手と同じ画面で並んで映ることが珍しくなくなりました。その画面の中には、歌謡界からフォーク・ロック界への親善大使だった太田裕美がいましたし、シンガー・ソングライターでありながら歌謡曲のステージに飛び込んだ庄野真代や五輪真弓がいました。


ニューミュージック連中のサウンドへのこだわりは、最新の洋楽ヒットをチェックし、自分たちで再現するという方向で、どんどん新しい技術を吸収していきました。
折しもジャズとロックが融合した「クロスオーバー」や「フュージョン」と呼ばれる、ロックバンドの編成で超絶的テクニックを交えた格好いいインストロメンタルの演奏を聴かせる音楽も流行してきました。

ニューミュージックもそれらの影響を受けて発展していきました。演奏テクニックならチョッパー・ベース、バイオリン奏法、ライトハンド奏法…。また、音作りの技術も発展します。バスドラムやスネアドラムの音色の変化、コンピューターと同じテンポで驚異的な発展を続けるシンセサイザー類…。
1980年代になると、もはや「ニューミュージック」というジャンル名自体に手垢が付き始め、「俺たちはニューミュージックじゃない」というのが当時のミュージックシーンのトップランナーの自意識になりました(それは時代が下っても「俺(たち)は渋谷系じゃない」とか「俺たちはビジュアル系じゃない」と云うアーティストの意識と同じでしょうね)。

オフコースなんかが代表でしょう。TOTOやWingsのサウンドを取り入れ、5人のメンバーのうち4人がリードボーカルをとれる歌唱力があって、完成度の高い声のハーモニーと演奏で、半年かけて作り込んだレコードと同じ音をライブで再現できるのが当時の彼らのウリでした。本人たちの自意識はどうあれ、1980年代初頭において、彼らは「ニューミュージックの頂点」でした。

その後数年の間にニューミュージックは一段とロック色を強めたり、R&Bやテクノポップの要素を加えて、"J-POP"と呼ばれるようになり現在に至るわけです。

ここまでが前段です。

2007/08/25

One More Night/Phil Collins

先日、"R35 Rock&Pops Super Hits"という80年代を中心にした恥ずかしい洋楽オムニバスのCDを購入しました(最近、同企画の邦楽版CDのCMが流れていましたが、あれはもっと恥ずかしい。とても買えない)。当時の大学生のたしなみとして、私がMTVを視ていた頃の曲がたくさん入っています。Genesisの"Invisible Touch"が入っていました。

このころのGenesisや、Phil Collinsのソロアルバム"No Jacket Required"は、当時の日本の音楽にどれだけの影響を与えたことでしょう、というかどれだけの曲の元ネタになったことでしょう?
あるかないか分からないニューミュージックとフォークの違いのひとつが、最新の洋楽スタイルに対する意識でしょう。ニューミュージックは、とにかくカッコいいものを取り入れようとした。その悪く云えば節操のなさはアイドル歌謡もニューミュージックも似たようなものでした。もちろんそれがあって発展したものもいっぱいあったんでしょう。それに、当時GenesisやTOTOに似た音が出せることは実力の証明のようなところもありましたし…。

当時の邦楽の元ネタというと、ビートルズ、ストーンズ、キャロル・キングなどの超ベテランももちろん思い浮かぶのですが、80年代でいうとPhil CollinsとThe Policeが双璧だったんじゃないでしょうか?リアルタイムではPoliceの真似(というか「見つめていたい」のパクリ)の方が多かったと思います。Phil CollinsやGenesisの真似が得意だったのは4人になってからのオフコースでしょう。"as close as possible"から解散までの曲は似てる曲が多いです。オフコースの最後のアルバムのタイトルは"Still a long way to go"ですが、"No Jacket Required"の中に"Long Long Way To Go"という曲がありますね。偶然でしょうか?

"One More Night"はJ-POPの時代になってからも使い減りしないひな形として繰り返し復活しています。近くは平井堅がそっくりな曲を歌っていました。なんか映画の主題歌だったと思いましたが…。

2007/07/01

1984/Van Halen

1984は曲名ではなくてアルバムタイトルとして書いてます。
ちょうど今、"au"のCMで"Jump"が流れていますから、珍しくタイムリーな話題ともいえます。

昨日、竹内まりやの"Denim"をダウンロードした後でiTunesをいじっていたら、いつのまにか"Van Halen"がiTMSで買えるようになっていたことが分かって、ソッコーで落としてしまいました。

ヴァン・ヘイレン - 1984

どの曲が…とかいわずに、全部聴いても30分くらいのことですから(そういう意味では値ごろ感は無いですが)、可能な限りボリュームを上げて頭から尻尾まで、わーっと聴きましょう!マイク・オールドフィールドなんて、1曲なのに1時間くらいやってるんですから、それを思えば一気に聴けます。

エディのギターとデイヴ・リー・ロスの喉、ついでに"You Tube"の、著作権に問題がありそうな動画で見てみると、あらためてデイヴのダンサーのような(というか、ちゃんと訓練されてるよな、これは)動き!「やっぱ本場モンは違う!」と改めて感心します。このブログの上の方に"Video Bar"というのがありますが、ずっと見てるとたまに"Van Halen"のサムネイルが出て来るようにしてあります。気の長い人は1分くらい待ってクリックしてみてください。

4曲目に"Top Jimmy"というギタリスト泣かせな曲(全部そうだが、特にそんな気がする)がありますが、名古屋で通っていたショットバーの店の名前になっていました(今は無い)。マスター元気ですか?

ちなみにこの頃のエディ・ヴァン・ヘイレンはちょっとヨッちゃんに似ています。すごいロックをやってるのに、メンバーの顔がなんとなく上品で優しげな感じがするのは"Van"の家柄だからなんでしょうか?

Mine or Yours/宇多田ヒカル

ベストアルバム"SCIENCE FICTION"を買った後しばらくぼーっとしていましたが、5月になった途端にYouTubeでライブ配信的なものを見かけました。配信は途中から見たのですが、過去のMVが次々流れていて、いつから新作発表になるのかわからず、見るのやめ...