こちらも久しぶりの更新です。2011年最初はめずらしく洋楽の話を書きます。
Little Bootsというイギリスの若い女性によるテクノポップ(でいいののかな?)。
売れてるのか売れてないのか?日本にどのくらいファンがいるのかも分かりません。とりあえず、本日現在で日本語版Wikipediaには項目がないことは確かです。英語版Wikipediaによると1984年5月生まれだそうなので、26歳かぁ。若いなあ…
こと洋楽に関してはすこぶるアンテナの低い私が、なぜ彼女のことをしったかというと、今、YAMAHAが売っている"TENORI-ON"という楽器のホームページに彼女がその使い手としてインタビューを受けていたからです。→YAMAHAのページ
TENORI-ONというのは、内蔵されている音を適当にいじりながら演奏する電子楽器で、見た目がユニークでそれなりにステージ映えもするよ、と先日も銀座の店舗でデモンストレーションをやっていました。
iPhoneのアプリにも似た様な画面デザインの安価なアプリがありますが、おそらくもっと自由度があって、ハードウェア的にもしっかりつくってあるのでしょう。7万円を超える価格がついています。
Little Bootsちゃんは、それを使って、このビデオのようなパフォーマンスをやっているのです。
こういう若くてかわいい女の子がこんなオタク臭い楽器を嬉々としていじっているところを見るとすっかりうれしくなってしまい、無条件で応援したくなりました。(おじちゃんはね、おじちゃんはね、みたいな感じもw)
さて、作品の方です。
表題の"Hands"はアルバムタイトルで、iTunesではなぜか曲数違いで同じタイトルのアルバムが2種類買えるようになっています。私は根気の無いタイプなので、曲数の少ない12曲入りの方をダウンロードしました。
アメリカ風の隙のないブロデュースとは違う、良い意味で粗い感じの仕上がりは、なんとなく製作過程が透けて見えるようです。
私はこういうのの方が好き。バリバリのダンスミュージックというよりももうちょっと泥臭く、80年代のガゼボとかをちょっと思い起こさせます。平沢進とか好きな人も全然オッケーだと思います。あ、あと懐かしの"dip in the pool"に似てるかも。
歌はむちゃくちゃ上手い感じでもなくて、レベル的にはJ-POP並みですが、私にはかえって聴きやすく、また新しいのが出たら買っちゃおうかな~と思っちゃいました。
2011/01/30
登録:
投稿 (Atom)
世界デビューしました
2024年も大晦日になってしまいました。とうとうレコード大賞もまったく見なくなったなあ。もうテレビはほとんど見なくなってしまい、退職金で買った大型画面テレビはもっぱらYouTubeをぼんやり見るだけの機材になってしまいました。まあ最近のYouTubeは画面きれいだけども。 さ...
-
例えば杉山清貴という人がいます。全盛期は80年代の中盤で、最近はほとんど見る機会もないのですが、この人なんかは喋る声の延長と思える声がきれいで、いかにもハイトーン・ボイスという印象です。いつ声変わりしたのか分からない、ボーイソプラノのまま大人になった声で、似ている人ではもっと昔に...
-
宇多田ヒカルが今後どのくらいの期間、音楽家として活動するのか分かりませんが、おそらく3rdアルバム"Deep River"までが「初期」と云われることになるのでしょう。 この期間は彼女が大人になる過程を発表し続けた時期だからです。 "First Lo...
-
前回の更新から2年近く経ってしまいました。その間に会社を定年退職したり引っ越ししたりで自分のことで精一杯でしたが、まあ晴れてほぼ自由の身(経済的にはどんどん不自由になるわけですが)ということで、これからは身バレしようが炎上しようが誰にも迷惑がかからないことになっています。 さて、...