先日テレビで熱唱していた寺田恵子姐さん率いるSHOW-YAのヒット曲です。
久しぶりに姿を拝見しましたが相変わらずシャープなルックスで、同世代としては頼もしい限りです。しかし、よく考えると遠巻きにして「ええぞ、ええぞ」と冷やかして見ていただけだったので、ちゃんとiTSで「限界Lovers」をダウンロードして聴いてみました。
ちなみにOVA版パトレイバーの主題歌は「未来派Lovers」です。お間違え無く!
日本の女性ロックバンドとしては同時期にプリンセス・プリンセスがいました。あちらは奥居香の丸っこいルックスもあって大学の同級生がやってるように見えましたが、SHOW-YAはもうちょっと玄人っぽい、妖しい感じがありました(実際には奥居香も一筋縄ではいかない人だったようですが、ま、イメージですw)。
寺田恵子は見た目が派手なわりにエンターテインメント的サービスをあまりしない人のようで、意外とテレビなどでは活躍せず、「NAONのYAON」などのライブ活動などを熱心にやっていました。なんども書きますが、個人的には浜田麻里とジョイントして商業ロックの頂点を極めて欲しかったのですが…
さて、「限界Lovers」はテイストとしてはアン・ルイスの歌謡ロックと非常に近く、演奏も歌詞もたいそう派手です。意味もなくカッコいい!
「"Back to the fire"って意味わかんねえ」と当時から言われてましたが、そういうもんじゃない、気合でカッコいいわけです。「激しさ」「No.1」「ビロード」「火花」「刺激的」「天使」「悪魔」と絶対値の大きい言葉がわんさか並びます。言ってることは「自分に素直に愛しあいましょう」みたいなことなんですが。
それは同時期に大ヒットしたマンガ「北斗の拳」の一番面白いところが、ひとことでいっちゃうと「女が原因の兄弟喧嘩」の話だったのとよく似ています(?)。どっちも好きなんだけど、他人に説明しようとすると悪口になっちゃう。
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