秋になって人恋しくなったのか、iTunesでアイドル歌謡をいくつかダウンロードしてみました。
今後の話題になるかもしれないので、今日全部は紹介しませんが、グラビア界の黒船(何だそれ?)「リア・ディゾン」の「恋しよう♪(この音符マークはWindowsだと文字化けするのではないか?)」を聴いてみました。
残念ながら一人の女性としては、あの薄い眉毛とその下のきつい目つきが恐ろしく、あまり食指は動かないんですが…。
さて、曲はm-floの"Come Again"そっくり(細かく聴くと似てないんですが、遠くから見ると素人には同じものに見える)。リアちゃんはLisaよりもちょっと声が太く、アイドル歌謡にしては音域内で上下が激しい曲の中でさすがに最高音、最低音に近いところはよく聴くとしんどそう。それでも声質が良いのと、録音・編集時の加工が上手いのか意外なほど上手く聴こえます。しかもリア嬢はどこで日本語を覚えて来たんでしょうか?譜割りの細かい曲ですが、歌詞が良く聴き取れ、なぜか英語部分もやたらきっぱり聴き取れます。特に2コーラス目の"Because I love you"など外人なのに日本人が歌っているようです。
さて、それにしてもm-floが絡まずにこの曲で良いのか(というか、絡んでいてもこんな自己模倣みたいなことは本人もしないでしょうが)?
作曲の平田祥一郎さんは、Wikipediaによるとゲームミュージック出身で、J-POPではEXILE、上戸彩、伊藤由奈やジャニーズ系で実績があるとのこと。
ふ〜ん。つまり「何々風」の発注を大過なくこなすことが得意な人なんでしょう。つまりm-floってこういうもんだろ?今時のR&Bってこういうもんだろ?ってわりとそれがちゃんとそういう風に聴こえる、という才能なんでしょうね。帰納法的作家というか、抽象化能力が高いというか。私もどちらかというとそういう人なんで、それは良く分かる。けど、消費者としてはあまり支持できないな。自己嫌悪的感情も込みで。しかも提供する相手はカラオケ大会優勝的に上手い歌手かアイドルで、結局CD1枚に、頭から尻尾まで「商業」が詰まっている、そういうものです。
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