休みのうちにもう1本。精力的だなあ、俺。
最近、服部良一トリビュートアルバムなんていうのも出ていて、昭和の音楽がまた見直される気配があるようですが、EGO-WRAPPIN'はそんな昭和趣味な音楽を10年くらい前から始めていたようで、奇しくもクレイジーケンバンドの活動時期と重なります。
EGO-WRAPPIN'の最近の活動は良く分からないのですが、2002年当時に歌っていた曲が、これ。
本人たちがどういうキャリアの人で何を狙っているのか、私は知らないんですが、私には単独で服部良一トリビュートをやっているように見えます。
昔の音楽の引用ということでは、ドリカムなども以前はアメリカのオールディーズな雰囲気をうまく使っていて、それはそれでシャレていたんですが、超ビッグになったことや、例の一件などの影響か、その辺のユーモアセンスをすっかり無くしてしまって残念。その点、EGO-WRAPPIN'の変な明るさ、乾き方はほっとします。
ドリカムもEGO-WRAPPIN'も、その女性ボーカルはいずれも「平成の江利チエミ」スタイルと言えますが、ここ数年、吉田美和がその不幸さまで本家に似てきてしまっている一方、EGO-WRAPPIN'の女性は江利チエミを通り越して、もっと明るくドライな笠置シヅ子まで遡っているように見えます。これ、もっと見たいなあ。
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