自己ベスト2を友人が買ったのを借りました。
そこそこ売れているようで、一昨日埼京線に乗っていたら、向かいに座っていた30代後半と思しき女性が歌詞カードを見ていました。
基本的にオリジナルアルバムと"LOOKING BACK"シリーズを買っておけば、あってもなくても良いはずなんですが、さすがの私もコンプリートはしていないので、こういうの1枚あれば便利ではあります。
今回の聴きどころは、オフコース中期の佳作「愛の中へ」、同後期の傑作である「たそがれ」「君住む街へ」あたりに興味があったので楽しみに聴きました。が、この辺りになるとテクノロジー的なギャップもそれほどではないだけに、オリジナルの方が好きかな、という感じもあります。最近の曲は、いかな私でも「どれがどれやら」という感じもしています。曲のバリエーション以上に声とサウンドの関係があまりに完成しすぎて、結果としてどれも同じに聴こえてしまいます。
あと、さすがに肉体的な問題があるのか、ブレスが細かく入りすぎて、「味」ではすまない何かを感じさせるところもらしくない感じです。還暦を迎えてこの声、このキーを保つのはたいしたもんだと思いつつ、昔を知ってるだけにちょっと複雑な感じですね。
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