2月15日のフジテレビ「僕らの音楽」はご覧になりましたか?
私、初めて動く映像で宮本浩次クンを見ましたが、面白い人ですねえ!対談の相手である芥川賞作家・川上未映子さんも相当な人に見えますが、宮本クンの唯我独尊ぶりに比べたらごく普通の常識人に見えました。
いやまあ、宮本クン、話しながら髪をかきむしるわ、両手を広げるわ、目を閉じて頷きながら喋るわ、歌唄えばものすごく喉に負担がかかりそうな唄い方だわ…。テレビを通してみるには面白いですが、近くにいたら結構しんどそうな人です。私もああいう風に自我を解放できればもっと楽しく生きられそうです。
「20代の頃はツェッペリンの音に太宰の言葉を載せたかった」という発言に驚きました。彼はほとんど今のJ-POP市場とか、評論家に何を言われるかとかを通り越しています。音楽的な指向にしろ、歌唱法にしろ多大にアマチュアリズムを残していますが、彼のやりたいことと私が音楽でやりたかったことはよく似ています。悲しいかな僕は「ツェッペリンの音に太宰の言葉」とまでは考えつかず、「オフコースの音に松本隆の言葉」くらいで終わってしまったので、今サラリーマンをやっているのだなあ!ちょっと応援したくなりました。
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