山下達郎のオールタイムベスト「OPUS」。
40年近いキャリアの中からの自選曲集となれば買わない訳にはいかないでしょう。
Amazonで予約したところ1日フライングで届きました。とり・みきの画とひと目で分かるジャケットにポップな文字遣い。分厚い歌詞カード兼ライナーノーツ(解説は意外とあっさりめ)が付いてます。
ようやくひと通り聴き終わって1枚ずつ感想を書いて行きたいところですが、ちょっと今仕事が立て込んでいますので、とりあえず{Bonus Disc}の話だけ。
なんたってやっぱり1曲めの「硝子の少年」ですね。
私は幸い日曜日のラジオで1回だけ聴いていて、その時もすごい印象だったんですが、改めて聴くとやっぱりすごい(いろんな意味で)。
もちろんKinKi Kidsのデビュー曲として、さんざん聴かされた後のことです。が、そのたびに平成の世に送り出される十代のアイドルのデビュー曲が、こんな「貫一お宮」みたいな話でいいのか?と大いに疑問だった記憶があります。
ところが山下達郎が歌うと、歌の世界とはまったく年齢が乖離しているにもかかわらず、KinKi Kidsよりもこの歌の世界観にぴったりはまるのが面白い。
やっぱり、「金持ちに恋人を奪われる話」なんていうのは、今の若い子が歌うよりも周囲にそんな話を見聞きして育った昭和生まれのオッサンの方がリアルに歌えるのかも知れませんね。現実にはこの曲の作り手である松本隆も山下達郎も、そこそこ「いいとこの子」らしいことはさておいて。
キーはおそらくKinKi Kidsに合わせてある(本人が出すなら、もう1個くらいキーが高くなるんじゃないかな?)と思われます。
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