さて、いよいよOPUS本編の話を書くかなあと思っていたのですが、友人にディスクを貸してしまって「資料が参照できないわ」とグダグダしていたらとんでもない飛び込み案件が発生。宇多田ヒカル突然の新作です。
ヱヴァンゲリヲンの新作のテーマソング。過去2作は「Beautiful World」のアレンジ違い2パターンが使われましたが、3作目は宇多田ヒカルが休業中だから当然他のアーティストが起用されると思っていたところ、なんと書き下ろしの新作が採用されていました。
私は世代的にもエヴァンゲリオンはよく分からず、たま~にテレビで放映される時に斜め視聴したくらいですが、ちゃんと解釈しようと思うと結構な難物らしいことは漏れ伺っております。新作もネットで感想を見た範囲(映画館に観に行くほど熱心でないので)では予想の斜め上を行く怪作という評判(?)で一筋縄ではいかない作品になっているようです。
そんな作品(と、勝手に決めつけて進みますが)に呼応した宇多田ヒカルの新作はどうなっているかとiTunesでダウンロードして、やや緊張気味に聴き始めました。
「DEEP RIVER」とかCASSHERNの唄のような重っ苦しい立ち上がりです。「おー、このまま演奏時間6分とかか?」と思って演奏時間をちらっと見ると5分弱です。2コーラス+間奏+サビくり返しだとその時間では終わらなそうな勢いですが、実は意外な構成でした。
音数の少ないピアノの弾き語り風の前半(しかもちゃんと測ったわけではないが途中でテンポをわざわざ遅くしている部分もありそう)をじっと耐え忍んで聴いていると突然盛り上がり始め、そのままあっという間に終わってしまいます。
なんだなんだどうなった?ともう一回聴く、もう一回聴く…。またやられてしまったようです。
冷静になってよーく聴くと、この曲は
A-A-B-C-間奏-A-B-間奏-C-間奏-D-E-(Eのリピート)-エンディング
という組み立てになっているようで、もっと大雑把にすると
A-A'-B
のおっきな1コーラスが一方通行で終わっていくようになっています。
あー、きっとヱヴァンゲリヲンという作品もこんな感じなのかな?と勝手に納得しております。
YouTubeへのリンク↓
http://www.youtube.com/watch?v=MU9Srs04sFU&feature=share&list=SP26AA1CD25610650C
iTunesへのリンク↓
2012/11/23
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