発売は今月の25日だそうですが、iTMSでは既にダウンロード可能になっているジェロの「カバーズ」です。7曲で1400円。ジェロもジャケットいらないでしょ?
ジェロは音楽の知識がなくても「うまい」と言いやすいタイプの歌手です。声がきれいで音程を外さない。日本語の発音も聴きやすく(鼻濁音も使える!)、耳障りなところがまったくありません。
オリジナルの佳山明生が当時の演歌では例外的にあっさりとリズムに乗って歌っていたのを、日野美歌が思いっきり臭く歌ってから大ヒットになった曲です。当然ジェロは佳山系のうたい方をもっと洗練させてくると予想していましたが、ちょうど足して2で割ったようなうたい方をしています。
アルバム全体が外国籍のジェロに敬意を表してか洋楽的アレンジが加えられていますが、それぞれの元ネタが笑えるほどベタで、もっとマニアックな方向にした方がステイタスが上がるような気がするんですが、どうでしょうか?
2008/06/15
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