最近、iPodを買い替えまして、初代"shuffle"から第2世代の"nano"に買い替えました(そしたらすぐにnano新型が発表されましたね。あとiPhoneそっくりなのとか。私は音楽が聴ければいいので、別に旧型でいいんですけどね)。これで、ピンポイントで曲を選んで聴くことが出来ます(考えてみれば不思議なプレイヤーですね、"iPod shuffle"は)。
さて、そんな私は今、"nano"を使って日本のヒップホップを研究しています。お盆に日本語ロックの話を集中して書いた時に、次は日本のラップ/ヒップホップ、「秋田音頭からケツメイシまで」などと書いていましたが、なにせ「電気グルーヴ」より新しいのを聴いてないもんですから。で、一番取っ付きやすそうなのがケツメイシだったので「ケツノポリス5」を聴いてみました。
えー、聴きやすかったです。歌詞の内容も伝統的な、別れた彼女の歯ブラシがどうの、と財津和夫か槇原敬之のような描写があったり、エビちゃんがたくさん出てくるCMの曲はちょっと"Help!"に似てたりして。
その中でも「トレイン」はメロディが中年にも分かりやすいですね。前に聴いた"ORANGE RANGE"に比べて仕上げが奇麗ですし、そこそこ年齢もいってるようなので、云ってることも相応の含羞と扇動的な部分の割合が適度(このジャンルとしてはややおとなしすぎるキライがありますが)だと思います。
MCが3人くらいいるんでしょうか?
歌の部分でリードをとる人と、佐野元春に似た声の人と、坂崎幸之助に似た声の人がいますね。
そして、昔のラップはバックの音に合わせるというより音程を感じさせない台詞で語っていましたが、ケツメイシに限らず最近流行っているラップはバックの音程に合わせて歌うようにしていますね。というようなことが分かったところで、ある程度歴史を遡りつつこのシリーズをぼちぼち続けることにします。
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