堤幸彦演出のドラマ「ケイゾク」の主題歌。歌うは中谷美紀。作曲が坂本龍一。サブカル臭がぷんぷんしますか?すみません、こういうの好きなんで。
「ケイゾク」は面白かったなあ。私は放映中は知らなかったのですが、誰かが褒めていたのを後から読んで(ナンシー関だったかも)、滅多に行かないレンタルビデオ屋に通って全話&特別編&映画を視ました。映画版はDVDで買いました。1話完結の推理劇なのに、全編を通じては「アサクラ」を敵役にしたサイコホラーな筋立てがあるという、不思議な作品でした。
このドラマの印象が強いので、今でも中谷美紀を柴田純のイメージで見ていますし、渡部篤郎を見ると、「あ、真山さん元気そうだな」と思ってしまいます。「のだめカンタービレ」の上野樹里も柴田純に見えました。
さて坂本龍一は、一時期、朋ちゃんに入れあげる小室哲哉みたいに中谷美紀用に作品を提供していて、アルバムを何枚も作っています(私は"Miki"を買いました)。
この中にも「クロニック・ラヴ」が入っていますが、YMO後期のような辛気くさい(?)曲が多い中、この曲だけが図抜けてキャッチーです。とはいっても鼻歌で歌えるタイプの曲ではありませんけど。
メロディに沿ってシンセサイザーで付けられたコードがなんとも気味悪く、でもまた聴きたい、という気持ちにさせられます。中谷美紀のつたない感じの歌唱が、その力弱さ故にトータルのバランスを壊さず、楽曲全体が一つのサウンドとしてまとまっています。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
SOFTLY/山下達郎(初回限定版)(特典なし)
先週末くらいからメディアでがんがん露出していて、嫌でも目についた山下達郎の新作アルバム、Amazonでぽちっておいたら無事に今日、郵便ポストにメール便で入っていました。 前作「Ray Of Hope」の感想文を書いたのもそんなに前のことではない、と思っていたのですが、あれからも...
-
例えば杉山清貴という人がいます。全盛期は80年代の中盤で、最近はほとんど見る機会もないのですが、この人なんかは喋る声の延長と思える声がきれいで、いかにもハイトーン・ボイスという印象です。いつ声変わりしたのか分からない、ボーイソプラノのまま大人になった声で、似ている人ではもっと昔に...
-
宇多田ヒカルが今後どのくらいの期間、音楽家として活動するのか分かりませんが、おそらく3rdアルバム"Deep River"までが「初期」と云われることになるのでしょう。 この期間は彼女が大人になる過程を発表し続けた時期だからです。 "First Lo...
-
先週末くらいからメディアでがんがん露出していて、嫌でも目についた山下達郎の新作アルバム、Amazonでぽちっておいたら無事に今日、郵便ポストにメール便で入っていました。 前作「Ray Of Hope」の感想文を書いたのもそんなに前のことではない、と思っていたのですが、あれからも...
0 件のコメント:
コメントを投稿