先日、"R35 Rock&Pops Super Hits"という80年代を中心にした恥ずかしい洋楽オムニバスのCDを購入しました(最近、同企画の邦楽版CDのCMが流れていましたが、あれはもっと恥ずかしい。とても買えない)。当時の大学生のたしなみとして、私がMTVを視ていた頃の曲がたくさん入っています。Genesisの"Invisible Touch"が入っていました。
このころのGenesisや、Phil Collinsのソロアルバム"No Jacket Required"は、当時の日本の音楽にどれだけの影響を与えたことでしょう、というかどれだけの曲の元ネタになったことでしょう?
あるかないか分からないニューミュージックとフォークの違いのひとつが、最新の洋楽スタイルに対する意識でしょう。ニューミュージックは、とにかくカッコいいものを取り入れようとした。その悪く云えば節操のなさはアイドル歌謡もニューミュージックも似たようなものでした。もちろんそれがあって発展したものもいっぱいあったんでしょう。それに、当時GenesisやTOTOに似た音が出せることは実力の証明のようなところもありましたし…。
当時の邦楽の元ネタというと、ビートルズ、ストーンズ、キャロル・キングなどの超ベテランももちろん思い浮かぶのですが、80年代でいうとPhil CollinsとThe Policeが双璧だったんじゃないでしょうか?リアルタイムではPoliceの真似(というか「見つめていたい」のパクリ)の方が多かったと思います。Phil CollinsやGenesisの真似が得意だったのは4人になってからのオフコースでしょう。"as close as possible"から解散までの曲は似てる曲が多いです。オフコースの最後のアルバムのタイトルは"Still a long way to go"ですが、"No Jacket Required"の中に"Long Long Way To Go"という曲がありますね。偶然でしょうか?
"One More Night"はJ-POPの時代になってからも使い減りしないひな形として繰り返し復活しています。近くは平井堅がそっくりな曲を歌っていました。なんか映画の主題歌だったと思いましたが…。
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2 件のコメント:
オフコースとポリスのことで調べていたらこんなページが!!やっぱり、4人時代のオフコースとフィル・ジェネシスって似てますよね。私と同じこと思ってる人いたのかー!!
匿名さん、いたって独善的な当ブログへコメントいただきありがとうございます。
もうお聴きになってるかもしれませんが、オフコースの"as close as possible"はとても面白いアルバムなので、お薦めします。
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